富士の風に吹かれて~契山館 静岡分会

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なおいー写真紀行第54回、(国内各地第1回)

前回で沖縄編を終えまして、今回からは国内各地の画像になります。

今回と次回は、鹿児島県の屋久島(やくしま)です。

南西諸島に属する屋久島は、大隅半島の佐多岬の南南西60キロ程にあり、種子島などと共に大隅諸島を形成しています。

面積約505平方キロ、周囲約130キロの、ほぼ円形の島で、奄美大島に次いで、鹿児島県内第2位の大きさです。

洋上のアルプスとも呼ばれる屋久島は、ほぼ全域が山地で、中央部には標高1000~1900メートルの山々が連なっています。

最高地点は標高1935メートルの宮ノ浦岳で、九州地方の最高峰となっています。

屋久島までは空路だと、鹿児島から30分、福岡から65分、大阪から90分程です。

海路だと鹿児島からフェリーで4時間、高速船で2時間前後です。

なお、屋久島には宮之浦港と安房(あんぼう)港という2つの港があって、便によって寄港地が違います。

2つの港は20キロほど離れて居て、移動には30分ほどかかります。空港は2つの港の、ほぼ中間にあります。

屋久島では、月に35日間雨が降ると言われるほど雨が多く、山間部の年間降水量は、10000mmを越えます。

東京などの年間降水量が、1800mm程度ですから、屋久島の山間部では、その5倍を越えるわけです。

屋久島が面白いのは、南西諸島で唯一、標高の高い山地がありますので、島内で、立て方向に亜熱帯⇒温帯⇒亜寒帯と気候が変動し、植生も変化していくことです。

海岸付近は亜熱帯の様相ですが、少し内陸に入って標高が高くなると、温帯の様相になります。さらに標高を上げて頂上付近へ近付くと、亜寒帯の様相へと変化するのです。

山地では冬期間の積雪も多く、50センチを越えることも珍しくないようです。そのため、屋久島は、毎年、定期的に雪が積もる国内の南限になっています。

屋久島と言えば屋久杉が有名ですが、樹齢1000年を越えた杉でないと、屋久杉とは呼ばないそうです。

屋久島の杉は、抗菌性が高い樹脂を、多量に分泌するので、長寿になることが多いのだそうです。

屋久杉は中世以降、耐久性の高い建築資材や造船資材としての需要が高まり、明治初期までの間に、大量に伐採されてしまったそうで、現在残っているのは、形状が建築資材に敵さなかったり、伐採後の運搬が困難な場所にあったものだけのようです。

今回の画像は、その屋久杉の中でも最も有名な縄文杉です。

(画像挿入54ー01)

1966年に発見された、樹高約25メートル、周囲約16メートルの屋久杉で、国内で発見されている最も太い杉だそうです。

樹齢は2000年程度という説から、7000年程度という説まで諸説があるようです。

縄文杉という名称の由来は、縄文時代からあったからという説と、幹の造形が縄文土器に似ているから、という説があるそうです。

縄文杉への行き方などは、次回、ご案内する予定です。

なおいー

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